【鍼灸】小児はりをご存知ですか
とうとう今年もインフルエンザの流行が始まったとアナウンスされています。
インフルエンザだけにかかわらず、風邪や胃腸炎にかかりやすい、かかりにくい体質はあります。自己免疫力のことです。
子供さんの免疫力強化にどんなことに気をつけておられるでしょうか。
小児はりはご存知ですか?
小児はりは、江戸時代から続く日本独自の子供に行う刺さない『はり』療法をいいます。大阪では、鍼のデビューが小児はりという方も多いですね。
かんむし、夜泣き、不眠、食欲不振、かんしゃくをおこすなど子供特有の小児神経症とされるものが適応です。
適応年齢は生後1ヶ月から、男子は声変わり、女子は初潮を迎える頃までです。
(幼稚園や小学生になりスポーツによる障害が出てくれば、また治療内容は変わります。)
小児はりは、お医者さんに行っても『そのうち治るでしょう』と言われることの多い症状に力になってくれます。
子供の【ぐずり】に効く薬は、残念ながらありません。
親御さんにとっては、お医者さんに言われる『そのうち』が、とてつもなく長く感じられる不安なストレスの溜まる時間となることでしょう。
子供の健康は、親御さんの健康状態にも直結します。もちろん逆もしかりです。
はりをすることで、発育期の自律神経を整え、アンバランスを整えていきます。
そして整えることで、免疫力の強化にもつながっていきます。
あくまでも、小児はりはお薬のように1回飲めばすぐ効くという劇的変化は望めないこともあります。カラダにゆるやかに作用していくので、副作用の心配も少ないのです。
お子様の体質、健康40歳まで責任持てますか?